2017.09.15
健康

“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!】 ①

朝起きて鏡に映った自分の肌がしっとり潤っていてツヤがあると、それだけでその日一日がとても気分良く過ごせますよね。そのためにも、化粧水にフェイスマスクにクリーム…と毎日、スキンケアを頑張っている方も多いと思います。それなのに、なぜか理想の肌は手に入らず、逆になかなか治らない肌荒れやニキビ、くすみなどに悩んでいるという人はいませんか?その原因、もしかしたら“腸内環境の乱れ”にあるかもしれませんよ。

【腸内環境のカギを握る腸内細菌】

 

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!】 ②

腸内環境が良い・悪いという言葉をよく聞きますが、この状況は一体何で決まるのでしょうか?その要因の1つは“腸内細菌”。腸の中は簡単に目で見ることはできませんが、数百種類・60兆個以上もの細菌が住みついているとされています。

腸にとって良い働きをする善玉菌、体に様々な不調をもたらす悪玉菌、そしてその時々によって善玉菌、悪玉菌の優勢な方の味方をする日和見(ひよりみ)菌という3種類が存在します。

これらの腸内細菌のバランスは善玉菌:悪玉菌:日和見菌=1:2:7が理想的。しかし、食生活の乱れ・薬(抗生物質など)の影響・ストレス等によってこのバランスが崩れ悪玉菌が増え出すと、体に様々な不調をもたらします。

 

【悪玉菌が増えるとどうなるの?】

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!】 ③

腸内の悪玉菌が優位になると、日和見菌も一斉に悪玉菌の味方をし始めます。悪玉菌は、腸内に送られてきた食物から有害物質(毒素)を生成したり、腸の動きを鈍くし便秘を引き起こしたりします。腸内に溜まった毒素は血液を通じて全身に運ばれ、さらには肌にも届くため、肌荒れやニキビなどに繋がるのです。

【腸内環境の悪化=栄養の吸収が滞る】

そもそも腸(その中でも小腸)は、栄養を吸収する器官。その腸にトラブルが起こると、せっかく食事から摂取した栄養素もうまく吸収できなくなります。体中の細胞はもちろん、肌もきちんと栄養が届いてこそ健康に生まれ変わるもの。腸内環境が悪く、栄養不足状態が続くことも肌不調の要因です。

【腸内環境の悪化=免疫力の低下】

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に! 】④

一見、関係のないように思える腸と免疫。でも実は、体の免疫システムの約70%は腸に存在するとされています!花粉症やインフルエンザの予防にヨーグルトがいいという情報を聞いたことはありませんか?!これも、ヨーグルトの善玉菌によって腸内環境を良くし、免疫力を高めることで期待できる効果です。

毎日、口にするに食べ物には多くの細菌やウイルスなどが含まれているため、腸からの侵入に素早く攻撃できるよう腸には免疫細胞が集中しているのです。
そして、免疫力の低下は肌の炎症やニキビなどの肌トラブルにも繋がります。

【腸内環境を整える食事】

では、ここから腸内環境を整える方法です。
ストレスや睡眠不足、運動不足等も腸内環境を悪化させる要因ですが、まずは食生活の見直しが必須です。

食物繊維

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!】⑤ 

便秘改善といえば、一番に思いつくのが食物繊維ですよね。食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があり、これらはどちらも必要です。

  • 水溶性食物繊維…腸内の善玉菌を増やす働きがある。里芋・こんにゃく・昆布・ワカメなどネバネバした食材に多く含まれる。
  • 不溶性食物繊維…便のかさを増やし、便秘解消に役立つ。セロリ・さつまいも・ごぼう・豆類・穀類などに含まれる。

オリゴ糖

糖類は、善玉菌のエサになると栄養素。しかし、砂糖や炭水化物に含まれる糖はほとんどが小腸で吸収されてしまい、善玉菌のいる大腸までは届きません。その点、オリゴ糖は小腸では吸収されず大腸まで届くため、善玉菌の増殖に役立ちます。また、オリゴ糖はカロリーが砂糖の半分程度という利点もあります。

腸内環境を整える作用があるものとして、短鎖脂肪酸というものがあります。腸内に酢があると、この短鎖脂肪酸を効率よく作り出すことができます。短鎖脂肪酸には、悪玉菌を抑制し腸内細菌のバランスを改善する、腸の炎症を鎮める、腸のバリア機能を高めるなどの効果があります。

発酵食品

【“肌は腸を映す鏡”腸内環境を整えてワンランク上の美肌に!】⑥

こちらも、言わずと知れた腸内環境改善食材。 発酵食品は発酵前の食材と比べて栄養素が格段にUPしており、善玉菌のエサとなって増殖を助ける成分が多く含まれています。ほとんどの善玉菌は、腸に定着するのが難しく短時間で排出されてしまうため、毎日摂取を続けることが必要です。

ちなみに、ヨーグルトに含まれる善玉菌の代表格ビフィズス菌などは胃酸に弱く、その多くは大腸に届くまでに死んでしまいます。しかし、死んだ後の菌も腸で善玉菌増殖に働きかけ、腸内環境をよくするという研究結果が出ています!つまり、“生きたまま届く”ということにはこだわらなくてもいいそうですよ!

主な発酵食品…納豆・味噌・漬物・ヨーグルト・チーズ・甘酒など

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