
美人の条件といえば、まず誰もが思い浮かべるキメの整ったツヤのある美肌。スキンケアで肌の土台を整えるのはもちろんですが、肌の調子はいい日もあれば悪い日も…。そんな時でも心強い見方になってくれるのが、ファンデーションや化粧下地などのベースメイクですよね。そんなベースメイク、なんとなく選んだアイテムでなんとなく肌に塗っていませんか?本当は、もっとカバーしたい肌悩みがあるけれど、どうすればいいのかよくわからないし今さら聞けない…今回はそんなお悩みにお答えします!
リキッド、パウダリー、クリームファンデーションどれが自分に合うの?
一般的に、ファンデーションはリキッドタイプ、パウダリータイプ、クリームタイプなどが発売されていますよね。その中で、本当に自分の肌に合うファンデーションは一体どれなのかわからないという方も多いのでは?それぞれの特徴は下記のようになります。
- リキッド→油分が多くツヤが出やすい。カバー力は高め。伸びがよく肌馴染みがいいが厚塗りには注意が必要。
- クリームタイプ→リキッドよりも油分が多く、ひどい乾燥が気になる人向け。カバー力も更に高め。
- パウダリー→持ち運びに便利。薄づきのナチュラル感のあるベースメイク向き。肌への負担が一番少なく敏感肌の人でも使いやすいものが多い。
それぞれの特徴から、ご自身の肌タイプやなりたいイメージによって選んでみてくださいね。
コンシーラーはファンデーションの前?それとも後?
シミやそばかす、ニキビ跡など隠したい肌悩みはたくさん…。そんな時に使えるアイテムがコンシーラー。1本はメイクポーチに入っているのではないでしょうか。でもこのコンシーラー、ベースメイクのどのタイミングで使うべきなのかきちんとご存知ですか?
◆パウダリーファンデーションの場合
下地→コンシーラー→ファンデーション
◆リキッドやクリームファンデーションの場合
下地→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー
基本的には、液体アイテム→パウダーアイテムの流れで使用すると肌馴染みがよく隠したい部分をきちんとカバーしてくれます。
気になる毛穴を目立たなくしたい
常に肌悩みの上位にランクインする毛穴。そんな毛穴隠しには、“シリコン系”の化粧下地が最適です。毛穴を埋めて凹凸のない滑らかな肌を作ってくれます。また、皮脂をブロックし化粧崩れをしにくくする効果もあります。
ファンデーションは、リキッドタイプがオススメ。毛穴を埋めるようにトントンと軽く叩きこむように馴染ませるのがポイントです。
シミが上手く隠せない
年齢を重ねると共に、だんだん目立ってくる頬のシミ。ベースメイクを重ねてもなかなか消えず、隠そうとすればするほど厚塗りに…。ここでも役立つのはやっぱり、ポイント使いのコンシーラー。色選びは、ファンデーションよりも少し暗めにすることで馴染みやすくなります。また、シミのタイプによって適切なコンシーラーというものがあります。
◆濃いシミ…固い質感でカバー力が高いスティック型がオススメ。使いやすく、携帯にも便利。
◆肝斑など広い範囲のシミ…リキッドやクリームタイプの筆ペン型が◎。スティック型よりカバー力は低めですが、伸びがよく広範囲のシミもムラなく隠しやすい。
◆そばかすや小さなシミ…ピンポイントでカバーできるペンシル型が使いやすくて便利。
ファンデーションがムラになる
時間がない朝など、慌ただしくベースメイクをしているとムラになってしまった!という経験ありませんか?その原因は、ベースメイク前のスキンケアにあります。
化粧水や乳液などのスキンケアが終わってすぐ、ベースメイクに入るのはNG!ベタベタ肌のままベースメイクを始めると化粧下地やファンデーションがうまく乗らずムラの原因になります。“スキンケア後は2、3分、時間を置く”という一手間をかけるだけでベースメイクの仕上がりは格段に変わってきますよ!
夜まで崩れないベースメイクが知りたい!
夜まで崩れないベースメイクを維持するためには、まず肌のコンディションを整えることから。肌が乾燥していると、肌を潤わせるために毛穴から皮脂が分泌されます。この過剰な皮脂がメイク崩れの原因になります。化粧水や乳液でたっぷりと潤いを与え、その保湿成分がきちんと肌に馴染んでからベースメイクを。また、化粧下地やファンデーションの厚塗りもメイク崩れの原因になります。使用量はできるだけ少量にし、気になる部分はコンシーラーでカバーするのがベスト!それでも崩れが気になる方は、フェイスパウダーをいつもより多めに乗せたあと、たっぷりのミストを顔に吹きかけティッシュオフするという裏ワザもありますよ!
くすみや顔色の悪さが気になる
疲れが溜まっている時や寝不足の朝などは、なんだか顔色がパッとせずくすんでいる…。そんな時に使えるのがコントロールカラーです!肌のトーンを明るくし元気に見せるピンク系のベースがオススメ。ファンデーションの前に、頬を中心にぽんぽんと馴染ませてみてください。パッと華やかな雰囲気になれますよ!
いかがでしたか?他にも、ベースメイクには様々な悩みがあるかと思いますが、少しずつ解決して理想の美肌を手に入れてくださいね!